知育本や絵本の感想

【こどもに変化が?!】「楽しく遊ぶように勉強する子の育て方」の感想

今回は、私がこどもの教育方法で参考にしている本を紹介しますね。

この本は忙しいお母さんにおすすめの学習法で、日常のちょっとした工夫でこどもを賢く、勉強好きにする勉強法です。

内容としてはトランプやカルタなどを使った遊ぶようにして都道府県や植物、歴史人物を覚える方法などを紹介するところから始まり、勝てる英語や将来稼げる子にするための戦略、子育てのポイント、起こり方、褒め方などなどが書いてありました。

f:id:sztkoh-08:20170609135936j:plain

本を読んでみると、計量カップを使って、リットル、デシリットル、ミリリットルを覚えるやり方や都道府県のポスターやかるたやカードを使って、都道府県を覚えるやり方などが詳しく説明されています。

ただ、本にも書いてありますが、気をつけるポイントがあります。
こどもに勉強させようとしない

という事です。

教えよう!覚えさせよう!!とすればするほど、こどももその気配を察知して、耳を閉じてしまいます。なので、本では「アナウンス」と表現されていますが、普段の会話の一部のように「ただ伝える」だけにとどめて置くことがポイントです。

賢い子どもにするために!楽しく勉強する方法とは?!

f:id:sztkoh-08:20171124044615j:plain

とは言っても伝えるだけで終わってしまうと、

本当に覚えてくれるのか?

本当に効果あるのか?

と気になりますよね。でも、これが効果あるんです。我が家では上の子のとっとくんに都道府県を教えるために使ったのがくもんの都道府県のパズルでした。

https://sutekids.jp/2017-06-12-151323/

パズルをはめるたびに、ちょっと面倒ですが、「北海道だね」「奈良県だね」「とっとくんが今住んでる大阪府だね」と声をかけ続けていたら、1週間も立たずにでほとんど覚えてしまいました!!!

うっかり「うちの子天才なのでは?!」と親バカな事を思ってしまいましたが、今、下の子のまーちゃん(1歳9ヶ月)にも似たような事をしていたら、

「北海道」

「沖縄県」

「栃木県」

をわかるようになったので、これまた驚き!!

これはこども自身がすごいという事なんでしょうね。つまり、
アナウンスだけでも十分効果あり!!

という事です。

なので、私も、そのことに注意して、勉強させようとするのではなく、「ただ伝える」「ただアナウンスする」ように心がけています。

「勉強させようとしない!」は英語教材の「セブンプラスバイリンガル」でも実践中

最近取り組んでいる、英語教材の七田式「7+BILINGUAL」もそこを意識しています。勉強のために聞くのではなく、「ただ流す」、そこで少しでも聞いてくれればOK、というスタンスで取り組んでます。
https://sutekids.jp/sevenbilingual/

「楽しく遊ぶように勉強する子の育て方」の気をつけるポイント

さて、この本ですが、1点気をつけるポイントがあります。本の冒頭や親勉の説明にもありましたが、
忙しいワーキングマザーを対象にしている

という事です。専業主婦の方が忙しくないと言ってるわけではないですよ(苦笑)

この本はフルタイムで働いていて、習い事に通う時間も無い、仕事から帰ったらどんなに早くても18時、旦那さんの帰りは遅いので、夜はワンオペで夜ご飯、お風呂、洗濯、こどもが小学生なら宿題や明日の準備の確認などをしないといけない。というお母さんを想定して書かれています。

f:id:sztkoh-08:20170606090307j:plain

そこが顕著なのが、本の途中に書いてある「ひらがなはやらなくてもよい」というところです。最近では幼稚園や保育園でもひらがなは教えてくれるので、わざわざそこに時間を使わずに、「都道府県」や「歴史人物」を覚えましょう!とあります。

(確かに上の子のとっとくんも気がついたら「ひらがな」「カタカナ」が読めるようになってました♪保育園の先生ありがとう!!)

フルタイムで働くママは特に時間がないのです短時間で効率よく勉強するなら、一番成績に差がつくもの(=都道府県など)に力を入れましょうという事なのです。

なので、私みたいに「ワーキングマザーだけどパートです」という方や「1日中ワンオペ(涙)の専業主婦です」という、フルタイムのワーキングマザーよりは時間の融通がきくという方で、「やっぱりひらがなを先に教えるのは大切だわ!」と思われるのなら、本の内容に逆らって、ひらがなの練習をするのもありだと私は思います。

他にも、あれ?と思う部分もでてくるかもしれませんが、そこは自分の状態とすり合わせて、採用しないのもありだと思います。

「楽しく遊ぶように勉強する子の育て方」の良かったところを口コミ

f:id:sztkoh-08:20170609140005j:plain

本の第4章で子育てのゴールを決めようという項目があります。

どうしても目先の事、目の前のことだけが気になって、つい、「この習い事はどうだろう」「この教育方針で良いのかしら?」など色々気になって、こどもの勉強の軸や子育ての軸がグラグラしてしまいがちです。

でも、ゴールが決まってしまえば多少の事は気にならなくなります。

例えば、我が家では習い事は一つ、内容はロボット教室に決めました。

習い事を一つにしたのは、「私が疲れてイライラしないようにするため」に一つに絞る事にしました。

「毎日をニコニコで過ごせる」というゴールですね。
ロボット教室にしたのは、今後ロボットの開発がどんどん進んでいく事は想像できるし、プログラミングも必要になると思ったからです。

つまり「将来食える子にするため」というゴールですね。

このようにゴールを決めてしまえば悩み事も減るわけです。結局選択肢が多いから悩んでしまうんですよね。ピアノ、スイミング、そろばん、英会話・・・・選択肢がたくさんあると本当に悩んでしまいます。

それを少しでも解消できるのが「ゴール」を決めるという事。

この機会に子育てのゴールを一つで良いので決めてみませんか??